前日本驻华大使:日中关系“合则两利斗则俱伤”(3)
3. 日本和中国作为邻居,在文化上有很多相似之处,但是似乎两国民众的“心理距离”并不短,对彼此的了解并不充分。造成这一问题的原因是什么?您认为应该怎么加强中日两国的民间交流呢?
質問3 日本と中国は一衣帯水の隣国であり、文化上によく似ていることが多いですが、両国国民の心理的な距離がけっこう離れていて、お互いに十分に理解できていません。その要因は何だと思いますか。どうやって中日両国の民間交流を深めますか?
回答:现在的情况是,日中双方都在自己心中形成对对方的印象,并基于这种印象相互抱怨。这种印象正是受到片面的报道和互联网上“网言网语”的影响所形成的。而且,很多报道和“网言网语”是根据每个人的喜好和当时的心情做出的选择,网友的留言只是“大家想听的话”。也就是说,这些留言往往偏离客观事实的真相。
我认为,日中两国国民的大融合不应该是抽象的、一般意义上的日本人论或中国人论,而是可以通过向对方传达一个一个具体个人的“故事”来实现的。这些“故事”中能看到祈愿远离战争渴望和平的、为了家人和未来拼命学习和工作、因不幸而叹息、因幸福而欢喜、期待迎接美好明天的普普通通的日本人和中国人。这些人怎么会不能成为朋友呢。我相信他们的心灵一定是相通的。
(答) 現在、日中双方において、自分の中で相手に対するイメージを作りあげ、そのつくりあげたイメージに対し、お互いに腹を立てている状況にある。このイメージは、断片的な報道やネット上の“お話”に影響されてできる。そして多くの報道や“お話”は、個々の人の好みや、その時の心理状況で取捨選択され、その人が“聞きたいもの”だけが残る。つまり客観的な真実とは大きく食い違う宿命にある。
私は、日中両国民同士の融和は、抽象的、一般的な日本人論、中国人論ではなく、個々の一人一人の“物語”が相手に届くことにより実現できると考えている。そこには、戦争よりも平和を願い、家族のため、明日のために懸命に学び、働き、不幸に嘆き、幸せに歓喜し、少しでも良い明日を迎えたいと願っている普通の日本人と中国人が見えてくるだろう。そういう人同士で、どうして友人に成れないことがあろうか。必ず心は通い合うものだ。